第31回 日本骨軟部放射線研究会を終えて

当番世話人 野崎 太希 
(聖路加国際病院 放射線科)

 

会 期:2020年2月7日(金)、2月8日(土)
会 場:聖路加国際大学 本館1階「アリスホール」


2020年2月7日と8日に、聖路加国際大学講堂「アリスホール」にて第31回骨軟部放射線研究会を開催させていただきました。「令和」に元号が変わって初めての開催であり、また東京オリンピック開催予定年ということで、恒例の片山記念講演に加え、スポーツ選手の診療に関連する特別講演を企画いたしました。片山記念講演には「放射線科医に聞いてほしい骨関節解剖の新知見」ということで東京医科歯科大学 運動器機能形態学講座の二村昭元先生に、関節の臨床解剖の研究で明らかにした知見をお話いただきました。また特別講演「スポーツ診療と画像の関わり」では、ラグビーオリンピックチームドクターである当院 整形外科 田崎 篤先生に「肩関節不安定症の診断と治療」、当院スポーツ総合医療センター長の北村信人先生に「トップレベル競技者の下肢外傷・障害例から学ぶ画像診断の使い方と捉え方」ということでプロ選手の診療について御講演いただきました。私がいつもお世話になっておられる先生方で画像診断の重要性をとても意識しておられ、とても有意義な御講演でした。放射線科医が各診療科の先生方と緊密にコミュニケーションをとることで、スポーツ選手の診療にも、新たな関節の画像研究にもつながっていくと改めて認識した次第です。


最終的に二日間で計143名の先生方にご参加いただきました。一般演題は35題で、いずれのセッションも予定時間を超過するくらい活発な御討議をいただきとても実りの多い研究会であったと思います。ご参加いただいた先生方、病理コメンテーターの先生方には心から感謝申し上げます。また、事務局の代表幹事である上谷先生をはじめ、協賛いただいておりますバイエル薬品株式会社、富士フィルムメディカル株式会社の皆様にも多大なるサポートをいただき、無事に開催できましたことを改めて厚く御礼申し上げます。

 

終えての挨拶

 

大澤賞(Best Presentation):

A case of bilateral absence of the anterior cruciate ligaments(ACL).
長崎大学病院放射線科  本田 貴一


フィルムリーディング優秀賞:
松下 周  大阪市立総合医療センター放射線診断科 最優秀賞
三宅庸介  名古屋市立大学病院放射線科
佐藤秀一  横浜旭中央総合病院放射線科

 

 

プログラム・抄録集

↑クリックでPDFファイル参照:案内・プログラム・抄録集など詳細記載

 

 

ランチョンフィルムリーディングの症例…PDFで掲載

 

症例1 徳島大学

・7歳 女児
・病歴:体操中に開脚をしたときに右股関節痛を自覚。その後夜間痛出現。


症例2 徳島大学 

・30歳代 男性
・病歴:右頬部からおとがい部の皮膚にかけての疼痛と痺れ


症例3 徳島大学 

・9歳、男児
・病歴:2年前から歩行の異常を指摘されていたが、痛みはなかった。1年前より両側股関節痛を、3か月前より臀部痛を認め、MRIにて仙骨の骨病変を指摘された。


症例4 がん研有明病院
・66歳女性

 

症例5 がん研有明病院
・症例:29歳 男性
・主訴:背部腫脹

 

症例6 がん研有明病院
・症例: 33歳 男性
・主訴: 間欠性跛行

 

 

 

お問合せ先:

長崎大学医学部内 日本骨軟部放射線研究会事務局
〒852-8501 長崎市坂本1-7-1 電話:095-819-7354
E-mail:nihon.kotsunanbu @ gmail.com ←クリックでメール起動

 

共催:日本骨軟部放射線研究会    
富士フイルムメディカル株式会社
バイエル薬品株式会社     

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